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バックアップを想定したフォルダ構成
バックアップするファイルの重要度
- パスワード
パスワードは一つのものを使わず、複数を使い分けることが多いので、メモをしている場合が普通ではないかと予想します。メモをテキストファイル等にしている場合は、そのファイルは何より重要なものとなるでしょう。
- 使用中の文書ファイル
仕事で使用している文書ファイル、更新しながら使っているファイルは、知的財産ともいえます。普段からきちんとフォルダで階層的に管理してバックアップをしておきたいものです。リムーバブルドライブとシンクロするようにするといいでしょう。
- 写真
増える一方ですが、それぞれは更新されるものではないので、CD-Rに保存する人も多いことでしょう。しかし、CD-Rはいざというとき、壊れていることもあるので、少し不安。CD-R以外にもバックアップを。
- コンピュータの設定
コンピュータが動かなくなったとき、再インストールや買い換えをすることになると思いますが、Documents and Settingsフォルダを保存しておけば、割と簡単に復旧することが可能。その場合、キャッシュファイルなどは別の場所に移動しておけば、容量も大きくなりません。
また、ソフトによっては、レジストリではなく、iniファイルに書き込むものもありますが、オンラインソフトである場合が多く、プログラム自体も大きくないので、Program Filesとは違うフォルダにインストールし、まるごとバックアップがいいでしょう。
- 辞書の学習・登録単語
辞書に登録した単語や学習結果は、仕事の能率を左右するもので、これらのバックアップも必要です。最近のソフトはDocuments and Settingsに保存されるので、意識する必要はないかもしれませんが、確認は必要です。
- メールのデータ
過去のメールを見ることは滅多にないと思いますが、一応保存しておいています。最近はギガサイズのウェブメールサービスがあるので、プロバイダのメールをそちらに転送する設定をしておけば、自動バックアップとなります。また、Gmailなどでは検索も便利になります。
- 音楽
CDから取り込んだ音楽ファイルは、取り込む手間とバックアップする容量で判断。優先順位は低いでしょう。
ドキュメント
- デフォルトのフォルダ構成
C:\Documents and Settingsのアカウント名の中にマイドキュメントがあり、さらにその中にMy MusicやMy Picturesがある。
そのため、文書をバックアップしたくても、マイドキュメントの下位に取り込んだ音楽や写真があるので、少し使いづらい。
MacOSXだとユーザーフォルダの中にアカウント名のフォルダがあり、書類・ミュージック・ピクチャ・ムービーなどのフォルダが用意されていて、合理的で使いやすい。
- フォルダの変更
TweakUIのマイコンピュータのタブの中に「特別なフォルダの指定」というのがあるので、ここで、マイドキュメント等のパスを変更する。
キャッシュファイル
キャッシュファイルはバックアップ不要なので、別の場所に移動。
- Operaのキャッシュ
C:\Documents and Settings\???\Application Data\Opera\Opera\profile\opera6.ini[User Prefs] Cache Directory4=C:\Temp\Cache\Opera
- Firefoxのキャッシュ
C:\Documents and Settings\???\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\xxx\user.jsuser_pref("browser.cache.disk.parent_directory","C:\\Temp\\Cache\\Firefox");
- InternetExplorerのキャッシュ
コントロールパネルのインターネット等で変更可能。
テンポラリーフォルダ
マイコンピュータを右クリックしてプロパティを表示。「詳細」タブの「環境変数」の中にあるTEMPとTMPを別の場所に移動。C:\Temp\~tmpなどに変更。
上記の方針をまとめたフォルダ構成
- Ap - オンラインソフト
- Com - メールや自分のウェブページのデータ
- Documents and Settings - キャッシュはTemp\Casheフォルダへ
- My Documents - Windows95/98時代はルートにありました。
- Document - 文書ファイル
- My Music - 音楽ファイル
- My Pictures - 写真
- Program Files - 既存のプログラムファイルフォルダ
- Temp - 一時的なファイルはここに集まるようにする
- temp - システムが使う一時的なフォルダ
- ArchiverDLL - ExpLZHが一時的に使う場所
- Cache - キャッシュフォルダ
- Firefox
- Internet Explorer
- Opera
- WINNT - 既存のシステムファイルフォルダ