北海道というところ†
- 災害が少ない
- 大抵の台風は、北海道上陸前に温帯低気圧に変わってしまう。上陸すること自体珍しい。
- 地震は、釧路付近以外はほとんどない。ただし、札幌の直下型地震の可能性は何年も前から予想されている。
- 警報が出たら、普通は避難するそうですが、北海道の場合、大雪警報は特に珍しくなく、「今日は雪が多いんだな…」という感覚です。その他の警報は皆無。
- 大雪に耐える住宅設計なので、ある程度の地震にも耐えられるそうです。雪は結構重いのです。
- 雷の心配もない。
- 寒い
- 夏でも湿度が低いので、温度の割に涼しく感じます。梅雨というものもありません。その季節は、北海道では運動会をおこなうには絶好の季節です。逆に10月は寒い!!
- 慣れというのは恐ろしいもので、釧路では、20度を超えると「暑い」となるそうです。真夏の最高気温が20度以下でも、それが普通。
- 冬はマイナスです。最高気温が0度を超えない日を「真冬日」といいます。最低記録は、1902年1月25日に北海道の旭川で観測された-41.0℃だそうです。内陸は、-30℃は珍しい気温ではありません。札幌は、-10℃程度なので過ごしやすい。
- 寒すぎるとビンが破裂するので、冷蔵庫に入れます。冷蔵庫や冷凍庫の方がはるかに温かい。
- ダイヤモンドダストがきれい。-30℃くらいだと空気中の水蒸気が凍って、太陽の光できらきら光ります。これがとてもきれい。
- 広い
- 人口密度が日本一低い都道府県ですが、札幌に一極集中しているので、さらに人口密度は低い印象。
- 明治時代に北海道は札幌県・函館県・根室県と3つに分かれていた時代があった。1882年から1886年までと短期間。根室県には国後・択捉などの千島も含む。
- 隣町までが遠い。旅行者が感覚の違いを知らず、とんでもないハードスケジュールを組むことがあるらしい。
- 動物
- 国道でも鹿が道をふさぐことがあり、油断はできません。鹿にぶつかったら命がありません。高速道路でも鹿注意の標識があります。
- 狐も道ばたに現れます。車の中から見るだけにすべき。
- 札幌市内でも熊が出ます。常識なので、あまり報道されません。本州より大きなサイズです。
- 札幌の狸小路には、狸はいません。
- 行事・習慣
- 七夕は8月7日です。ただし、函館と根室は7月7日。
- 北海道の人の歩き方は、雪で滑らないように独特の歩き方なんだそうです。
- エアコンがない。涼しいから要りません。エアコン在庫切れがニュースになった年がありましたが、在庫が少ないのでしょう。未だにエアコンのある家は知人にいません。扇風機もあるとは限らない。
- 車
- ウォッシャー液は、-30℃でも凍らないものを使う。多少の雪や氷はウォッシャー液で溶かして発進してしまう。
- 冬用ワイパーは、ゴムがやわらかい。夏用だとゴムが凍って役に立たない。